【日本ハム山崎福也】移籍後初完封 新庄監督との試合中まさかのやり取りで気が楽に

日本ハム山崎福也投手(32)が5月17日ロッテ戦(ZOZOマリン)で自身8年ぶり、日本ハム移籍後は初となる完封勝利を挙げました。今季好調な日本ハム先発陣では金村尚真投手(24)、古林睿煬(グーリン・ルェヤン)投手(24)に続いて早くも3人目の完封勝利となった試合後のインタビューから、その舞台裏に迫ります。

プロ野球

◆山崎福也(やまさき・さちや)1992年(平4)9月9日生まれ、埼玉県出身。中学3年時に脳腫瘍の手術を北大病院で受け、生存率10%未満と言われながら回復。日大三3年春のセンバツで準優勝し、打者としては大会最多タイ13安打をマークした。明大では通算20勝。14年ドラフト1位でオリックス入団。23年はキャリアハイの11勝でリーグ3連覇に貢献し、シーズン終了後に国内FA権を行使して日本ハムへ移籍。父は元巨人、日本ハム捕手の章弘氏。昨季まで通算200試合、49勝51敗、防御率3・73。188センチ、99キロ。左投げ左打ち。今季推定年俸2億5000万円。

122球7K 新庄監督に「最後まで投げたい」

■5月17日 ロッテ0―8日本ハム○(ZOZOマリン)

※先発の山崎投手は初回に3点の援護をもらうと、テンポのいい投球で快投。8回に背負った1死二、三塁のピンチも踏ん張って、伏見寅威捕手との「さちとら」バッテリーで9回122球、7安打7奪三振の完封勝利。今季2勝目を挙げた。

―ナイスピッチング

ありがとうございます(笑い)。

―新庄監督によると「最後まで投げたい」って言っていたと

はい。

―最後まで行くつもりだった

展開にもよったと思うんですけど、今日だったら行きたいなっていう気持ちはありました。

―今季はちょっと短いイニングでの降板も多くて、やっぱりそのあたりの思いもあった

まあそう…でも、チームの状況というか戦略もあるので、そこに関してはなんとも言えないですけど。

行ける時には行っときたいなって気持ちはあるので。今日はそういう試合だったので、行けてよかったです。

「真っすぐにいい質感というか力感があった」

8年ぶり完封勝ちしガッツポーズ

8年ぶり完封勝ちしガッツポーズ

―自身8年ぶりの完封ができた要因は

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1983年生まれ。岐阜・多治見出身。05年に北海道日刊スポーツ新聞社へ入社。総務部を経て11年1月から日本ハム担当。21年4月から東京勤務で遊軍。23年12月に北海道へ帰任し、再び日本ハム担当。
幼少期から中日ファン。人生初の野球観戦はナゴヤ球場の右翼外野席最前列。初めて買ってもらったメガホンを、目の前のフェンスにたたきつけながら応援して壊してしまった記憶がある。三塁側内野席で観戦した時は、外野席のように声を張り上げて応援していると「よく頑張っているね」と初見のおばさんからみかんを頂いたのも、いい思い出。あの時に憧れたカクテル光線に照らされた非日常空間が職場となっているのは、今でも不思議な感覚。