【Dリーグ】SEPTENI RAPTURESが無敗の快進撃 昨季11位からの3位

Dリーグ23-24SEASONの序盤を盛り上げたのは、SEPTENI RAPTURESといっていいだろう。ラウンド5を終えて3勝2分と、いまだ負けなし。22-23SEASONの11位から現在3位と躍進している。その秘密は何か? そして高知県四万十市で開いたダンスイベントについてもリポートする。

その他エンタメ

「Dリーガーのオドリバ」連載はこちらから!

ラウンド5のパフォーマンス

ラウンド5のパフォーマンス

勝利へのこだわり

SEPTENI RAPTURESの躍進が止まらない。ラウンド5を終えて、いまだ負けなしの3勝2分、トータルランキングは3位。昨シーズンの11位から飛躍している。

結果だけでなく、会場での歓声も大きい。RAPTURESが登場すると、場内の熱気が高まるようなムードが漂う。

リーダーのITTONが言う。

SEPTENI RAPTURESのリーダーITTON ⓒD.LEAGUE 23-24

SEPTENI RAPTURESのリーダーITTON ⓒD.LEAGUE 23-24

ITTON 昨シーズン、悔しい思いをしたからこそ、勝利…勝ちにこだわろうとやっています。昨年は僕も初めてで、Dリーグの戦い方が分からないところもあった。もちろん昨シーズンも勝利にこだわっていましたが、今シーズンは覚悟、こだわり…各メンバーで共通の認識を持っているところが大きいです。いろいろなジャンルのメンバーがそろっているけど、RAPTURESとして動き時は同じ方を向いていこうと。それができるようになったのが大きいと思います。

ここまでのラウンドを振り返ってみよう。

◆ラウンド1(23年10月29日)○5-1 dip BATTLES

テーマ「人体実験」

オフシーズンに行った肉体改造をモチーフにした作品。研究者たちがMiYUの体を解析してボディーメンテナンスをする過程を表現。MiYUはMVDを獲得した。

ラウンド1のパフォーマンス

ラウンド1のパフォーマンス

◆ラウンド2(同11月13日)○4-2 SEGA SAMMY LUX

テーマ「一揆」

一揆を起こす覚悟や執念を表現した。

ラウンド2のパフォーマンス(後列中央がITTON)

ラウンド2のパフォーマンス(後列中央がITTON)

本文残り76% (2076文字/2746文字)

編集委員

飯島智則Tomonori iijima

Kanagawa

1969年(昭44)生まれ。横浜出身。
93年に入社し、プロ野球の横浜(現DeNA)、巨人、大リーグ、NPBなどを担当した。著書「松井秀喜 メジャーにかがやく55番」「イップスは治る!」「イップスの乗り越え方」(企画構成)。
日本イップス協会認定トレーナー、日本スポーツマンシップ協会認定コーチ、スポーツ医学検定2級。流通経大の「ジャーナリスト講座」で学生の指導もしている。