【Dリーグ】RAPTURES・ITTONの理想「踊ってしゃべれるダンススター」

SEPTENI RAPTURESのリーダーITTON(31)が、「Dリーガーのオドリバ」にコーナーを持ってくれます。今回は、ダンスはもちろん、振り付け、舞台と幅広いジャンルで活躍してきたITTONが、幼少時から今でたどってきた道、そして目指す未来をたっぷりと語ってくれました。

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今回の取材は新宿区にあるSEPTENI本社の28階にある会議室で行った。ITTONは事前に打ち合わせをした時と同じく、約束の時間よりも早く到着して、記者を待っていてくれた。初めてのインタビュー。話が弾まなかった場合に備えて、質問をたくさん用意していたが、そのほとんどは不要だった。ときおり、メモが記されているタブレットを見ながら、ITTONの話はよどみなく続いた。

パパイヤ鈴木に感動

こんにちは。SEPTENI RAPTURESのリーダー、ITTON(いっとん)です。

これから時々この「Dリーガーのオドリバ」で、ダンスのこと、チームのこと、メンバーのこと、普段考えていることなど、いろいろと語っていきたいと思います。

笑顔で語るITTON

笑顔で語るITTON

僕は、Dリーガーから「お茶の間スター」が出てほしいと思っているんですよ。ダンスに興味がないという人でも、名前を知っているような…

例えばテレビのバラエティー番組には、さまざまな肩書の人が出演していますよね。「俳優」「芸人」「モデル」…でも、なかなか「ダンサー」「Dリーガー」は出てこない。

僕はパパイヤ鈴木さんと一緒に仕事をさせてもらった経験がありますけど、パパイヤさんの存在ってすごいですよね。「振付師」って仕事を多くの人に知ってもらった。

AKB48の「恋するフォーチュンクッキー」を振り付けしていますけど、あれ、日本中でどれだけの人が踊ったか!!! カラオケに行けば、必ず履歴にありましたよね!

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編集委員

飯島智則Tomonori iijima

Kanagawa

1969年(昭44)生まれ。横浜出身。
93年に入社し、プロ野球の横浜(現DeNA)、巨人、大リーグ、NPBなどを担当した。著書「松井秀喜 メジャーにかがやく55番」「イップスは治る!」「イップスの乗り越え方」(企画構成)。
日本イップス協会認定トレーナー、日本スポーツマンシップ協会認定コーチ、スポーツ医学検定2級。流通経大の「ジャーナリスト講座」で学生の指導もしている。