【本田ルーカス剛史の言葉/一夜明け現地発】出身って言われると“関西”って感じです

【エスポー(フィンランド)=松本航】フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ最終第6戦フィンランド大会で、20年全日本ジュニア選手権優勝の本田ルーカス剛史(20=木下アカデミー)が海外のGPシリーズデビューを飾りました。

12人中11位と悔しい結果が残りましたが、コロナ禍で機会の少なかった国際大会を経験。現地エスポー限定の一夜明け取材では「出身は“関西”」と笑う自身のルーツ、これまで携わってくれたコーチへの感謝を口にしました。

フィギュア

<GPシリーズ第6戦フィンランド大会>男子シングル11位:本田ルーカス剛史一夜明け会見

【フィンランド大会男子シングル成績】


順位名前SPフリー合計
1イリア・マリニン85.57192.82278.39
2佐藤駿81.59180.62262.21
3ケビン・エイモズ88.96166.73255.69
4壷井達也78.82166.08244.90
5カムデン・プルキネン72.45157.47229.92
6ニコライ・マヨロフ69.94139.61209.55
7アーレット・レバンディ72.67136.83209.50
8キーガン・メッシング80.12124.90205.02
9バルター・ビルタネン69.15134.87204.02
10アレキサンドル・セレフコ66.96132.51199.47
11本田ルーカス剛史67.92129.98197.90
12モリス・クビテラシビリ62.42134.38196.80
11月24日、公式練習に臨んだ本田ルーカス剛史(右)と佐藤洸彬コーチ(左)

11月24日、公式練習に臨んだ本田ルーカス剛史(右)と佐藤洸彬コーチ(左)

壷井選手、佐藤選手、とにかく拍手

――フリーから一夜明けた。他の日本勢の演技をどう見ていた

本田 単純に尊敬と、ずっとではないですけれど、ちょこちょこと練習も一緒にしていたので、積み上げてきたものを出せていて「本当に良かったな」と思いました。壷井(達也)選手は同期ですし、佐藤(駿)選手も小さい時から知っている。それを僕も間近で見られたのは良かったですし、とにかく拍手でした。

――自身の刺激にも

本田 どうでしょうね。もちろん「頑張りたいな」という気持ちはありました。でも、自分は自分のペースで頑張っていけたらいいなと思います。

大学までラグビー部に所属。2013年10月に日刊スポーツ大阪本社へ入社。
プロ野球の阪神を2シーズン担当し、2015年11月から西日本の五輪競技やラグビーを担当。
2018年平昌冬季五輪(フィギュアスケートとショートトラック)、19年ラグビーW杯日本大会、21年東京五輪(マラソンなど札幌開催競技)を取材。
21年11月に東京本社へ異動し、フィギュアスケート、ラグビー、卓球などを担当。22年北京冬季五輪もフィギュアスケートやショートトラックを取材。
大学時代と変わらず身長は185センチ、体重は90キロ台後半を維持。体形は激変したが、体脂肪率は計らないスタンス。