【宇野昌磨Vトーク】「やらない英語」を例に出し「僕は本当にスケートしかしない」

フィギュアスケートの世界選手権(さいたまスーパーアリーナ)で日本男子初の2連覇を飾った宇野昌磨(25=トヨタ自動車)がフリーから一夜明けた26日、理想の「表現者」に向けた誓いを立てました。

エキシビション前に取材対応。オフシーズンは新たなスタンスでアイスショーなどへ出演し、幼少期から憧れてきた高橋大輔(関大KFSC)のようなスケーターを目指します。

フィギュア

〈世界選手権〉2連覇一夜明け、心境たっぷり

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感動をもう一度!宇野昌磨フリー&表彰式(写真は拡大できます)

男子フリー上位成績


順位名前SPフリー合計
1宇野昌磨104.63196.51301.14
2チャ・ジュンファン99.64196.39296.03
3イリア・マリニン100.38188.06288.44
4ケビン・エイモズ95.56187.41282.97
5ジェイソン・ブラウン94.17185.87280.04
6友野一希92.68180.73273.41
15山本草太75.48156.91232.39
3月26日、スモールメダルセレモニーに登壇し観客に手を振る宇野

3月26日、スモールメダルセレモニーに登壇し観客に手を振る宇野

チャ・ジュンファン(左)にマイクを手渡す宇野

チャ・ジュンファン(左)にマイクを手渡す宇野

「体中が痛かったので寝ていました」

――フリーを終えてからは、どのように過ごされましたか

宇野 結構いろいろ取材、ドーピングだったりがあって、夜遅くなり、帰ってお風呂に入って、寝て、今になります。

――特別自分にご褒美はなかったのですか

宇野 僕はそんなに食事で我慢していることはないので、特別ご褒美というのはなかったです。体中が痛かったので「ベッドから動きたくない」という感じで寝ていました。

――あらためて日本開催の世界選手権を振り返ってください

宇野 本当に「(過去の日本開催で)なかなかいい思い出を作れない」という印象があったんですけれど、今年初めていい成績を残ることができ、いいイメージを作ることができた。うれしいですし、ホッとしている気持ちが正直ありますね。

――今季を振り返ってみていかがですか

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大学までラグビー部に所属。2013年10月に日刊スポーツ大阪本社へ入社。
プロ野球の阪神を2シーズン担当し、2015年11月から西日本の五輪競技やラグビーを担当。
2018年平昌冬季五輪(フィギュアスケートとショートトラック)、19年ラグビーW杯日本大会、21年東京五輪(マラソンなど札幌開催競技)を取材。
21年11月に東京本社へ異動し、フィギュアスケート、ラグビー、卓球などを担当。22年北京冬季五輪もフィギュアスケートやショートトラックを取材。
大学時代と変わらず身長は185センチ、体重は90キロ台後半を維持。体形は激変したが、体脂肪率は計らないスタンス。