【かなだいの言葉〈RD編〉】「俺はフォ~!」「私はヨッシャ!」乗ってけニッポン

フィギュアスケートで2年に1度行われる団体戦「世界国別対抗戦」が13日、東京体育館で開幕しました。

日本のトップバッターはアイスダンスのリズムダンス(RD)に登場した村元哉中(30)、高橋大輔(37)組(関大KFSC)。

自己ベストまで1・18点に迫る78・38点を記録し、RD4位で他種目の日本勢にバトンをつなぎました。

さまざまな思いが込み上げた、演技後の「かなだいの言葉」をお届けします。

フィギュア

〈世界国別対抗戦〉◇4月13日◇東京体育館◇アイスダンスRD

かなだいRDギャラリー

アイスダンスRDを終えチームメートと記念撮影に納まる村元・高橋組

アイスダンスRDを終えチームメートと記念撮影に納まる村元・高橋組

「最後に、きれいに締めくくれた」

――振り返ってみていかがですか

高橋 リズムダンスが(過去に)うまくいかないことがあって、緊張感が高かったんですけれど、始まってみれば、お客さんに乗せてもらいながら、チームに乗せてもらいながら、後半まで勢いが途切れることなく滑り切れたので、すごく良かったなと思います。

――要素が終わるごとに大歓声でしたが、ファンの方の応援はいかがでしたか

高橋 本当にやっと今年、声出しができるようになって、直でお客さんのパワーを滑りながら生で感じられることが「こんなにも素晴らしいことなんだ」って、あらためて感じました。

村元 全く同じなんですけれど、後半だんだん体力的にきつくなってくるところで、お客さんの声援がパワーになって、その力で最後まで滑り切れたと思います。

――おふたりは国別で主将の時に優勝している。フリーに向けての意気込みをお願いします

本文残り76% (1435文字/1889文字)

大学までラグビー部に所属。2013年10月に日刊スポーツ大阪本社へ入社。
プロ野球の阪神を2シーズン担当し、2015年11月から西日本の五輪競技やラグビーを担当。
2018年平昌冬季五輪(フィギュアスケートとショートトラック)、19年ラグビーW杯日本大会、21年東京五輪(マラソンなど札幌開催競技)を取材。
21年11月に東京本社へ異動し、フィギュアスケート、ラグビー、卓球などを担当。22年北京冬季五輪もフィギュアスケートやショートトラックを取材。
大学時代と変わらず身長は185センチ、体重は90キロ台後半を維持。体形は激変したが、体脂肪率は計らないスタンス。