【かなだいの言葉/今季を終えて】「アイスダンサーになったね、と。うれしかった」

フィギュアスケートで2年に1度行われる団体戦「世界国別対抗戦」は16日、東京体育館で最終日を迎えました。

エキシビション前にはアイスダンスで結成3季目の競技会を終えた村元哉中(30)、高橋大輔(37)組(関大KFSC)がアイスダンサーとしての現在地、今後への思いを語りました。

「かなだいの言葉」として、お届けします。

フィギュア

〈世界国別対抗戦〉◇4月16日◇東京体育館

かなだいエキシビギャラリー

【RD成績】


順位名前アイスダンスRD
1マディソン・チョック/エバン・ベイツ(米国)93.91
2シャルレーヌ・ギニャール/マルコ・ファッブリ(イタリア)90.90
3パイパー・ギレス/ポール・ポワリエ(カナダ)88.37
4村元哉中/高橋大輔(関大KFSC)78.38
5エフゲニア・ロパレバ/ジョフレー・ブリソー(フランス)76.15
6イム・ハンナ/クァン・イェ(韓国)69.96

【FD成績】


順位名前アイスダンスFD
1マディソン・チョック/エバン・ベイツ(米国) 138.41
2シャルレーヌ・ギニャール/マルコ・ファッブリ(イタリア)132.34
3パイパー・ギレス/ポール・ポワリエ(カナダ)      128.48
4エフゲニア・ロパレバ/ジョフレー・ブリソー(フランス) 118.52
5村元 哉中/高橋 大輔(関大KFSC)           116.63
6イム・ハンナ/クァン・イェ(韓国)           109.27
エキシビションで演技を披露

エキシビションで演技を披露

「もう締めくくったつもりでした(笑)」

――今大会を振り返ってください

高橋 普段試合をしていると、こんなに間近で選手を応援することはなかなかできないんですけれど、みんなで一緒に応援しながら過ごすことができて楽しかったです。僕たち自身もリズムダンス、フリーダンスと両方決めることができたので、シーズンベストで、本当に最高の思い出になりました。

村元 本当に同じことにはなるんですけれど、間近で皆さんのスケートを応援できたことは、すごく心に残りました。アイスダンスが早く終わることはあまりないので、次の日、応援だけに全力を注いで、楽しかったです。チームジャパンのみんなも頑張った中で私たちもリズムダンス、フリーダンスと納得いく演技ができたので、すごく今はうれしいです。

――「オペラ座の怪人」をカップルでやった。1年間やってみていかがでしたか

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大学までラグビー部に所属。2013年10月に日刊スポーツ大阪本社へ入社。
プロ野球の阪神を2シーズン担当し、2015年11月から西日本の五輪競技やラグビーを担当。
2018年平昌冬季五輪(フィギュアスケートとショートトラック)、19年ラグビーW杯日本大会、21年東京五輪(マラソンなど札幌開催競技)を取材。
21年11月に東京本社へ異動し、フィギュアスケート、ラグビー、卓球などを担当。22年北京冬季五輪もフィギュアスケートやショートトラックを取材。
大学時代と変わらず身長は185センチ、体重は90キロ台後半を維持。体形は激変したが、体脂肪率は計らないスタンス。