【りくりゅうの言葉/今季を終えて】「やはり2人とも…」「スケートが好き!」

フィギュアスケートで2年に1度行われる団体戦「世界国別対抗戦」は16日、東京体育館で最終日を迎えました。

エキシビション前には、フリー自己最高の143・69点で2位となったペアの三浦璃来(21)木原龍一(30)組(木下グループ)が、「年間グランドスラム」を達成した今季を振り返り、来季の展望などを語りました。

「りくりゅうの言葉」としてお届けします。

フィギュア

〈世界国別対抗戦〉◇4月16日◇東京体育館

りくりゅうエキシビギャラリー

【ペアSP成績】


順位名前ペアSP
1アレクサ・クニエリム/ブランドン・フレイジャー(米国)   82.25
2三浦璃来/木原龍一(木下グループ)             80.47
3ディアナ・ステラート・デュデク/マキシム・デシャン(カナダ)70.20
4サラ・コンティ/ニッコロ・マチー(イタリア)        69.84
5カミーユ・コバレフ/パバル・コバレフ(フランス) 63.60
6チョ・ヘジン/スティーヴン・アドコック(韓国)  60.55

【ペアフリー成績】


順位名前ペアフリー
1アレクサ・クニエリム/ブランドン・フレイジャー(米国)147.87
2三浦璃来/木原龍一(木下グループ)143.69
3サラ・コンティ/ニッコロ・マチー(イタリア)130.22
4ディアナ・ステラート・デュデク/マキシム・デシャン(カナダ)129.73
5カミーユ・コバレフ/パバル・コバレフ(フランス)114.78
6チョ・ヘジン/スティーヴン・アドコック(韓国)102.27
場内1周で観客に手を振るペアの三浦・木原組

場内1周で観客に手を振るペアの三浦・木原組

「来シーズンの宿題が出てきて良かった」

――締めくくりの試合が終わりました。今の心境はいかがですか

木原 ベストな状態ではなかったんですけど、シーズンベスト(自己ベスト)更新できたので良かったです。150点という新たな目標が現実的なものになってきたので、もちろんベストな演技がしたかったんですけど、その目標、新しいものが見つかったこと、来シーズンの宿題が出てきて良かったなと思います。

三浦 前回大会と2回連続でショート80点とフリーのシーズンベストを出すことができて、内容はアレだったんですけど、結果的に満足している。この成長が来シーズンにもつながるかなと思います。

――シーズンを振り返ってどうですか

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大学までラグビー部に所属。2013年10月に日刊スポーツ大阪本社へ入社。
プロ野球の阪神を2シーズン担当し、2015年11月から西日本の五輪競技やラグビーを担当。
2018年平昌冬季五輪(フィギュアスケートとショートトラック)、19年ラグビーW杯日本大会、21年東京五輪(マラソンなど札幌開催競技)を取材。
21年11月に東京本社へ異動し、フィギュアスケート、ラグビー、卓球などを担当。22年北京冬季五輪もフィギュアスケートやショートトラックを取材。
大学時代と変わらず身長は185センチ、体重は90キロ台後半を維持。体形は激変したが、体脂肪率は計らないスタンス。