【千葉百音の言葉】フリーではっちゃけ、はじけてノーミスを/現地限定

【グルノーブル=松本航】初出場の千葉百音(19=木下アカデミー)は、69.33点で2位発進となりました。安定感ある演技で、首位とは0.71点差。初舞台に萎縮した反省をフリーに生かし、のびのびとした演技を目指します。前日12月4日の公式練習、5日のSP後の現地限定のやりとりを「千葉百音の言葉」としてお届けします。

フィギュア

<フィギュアスケート:GPファイナル>◇12月5日(日本時間6日)◇フランス・グルノーブル◇女子ショートプログラム(SP)

女子SPを終え、取材に応じる千葉百音(共同)

女子SPを終え、取材に応じる千葉百音(共同)

女子公式練習に臨む千葉(以下、撮影はすべてパオロ ヌッチ)

女子公式練習に臨む千葉(以下、撮影はすべてパオロ ヌッチ)

「全部ひっくるめて楽しめれば」

前日練習を終えて

―氷の感触はいかがですか

昨日、非公式練習がある予定だったんですけど、氷のコンディションを最適にするためという理由でなくなっちゃって、不安なところもあったんですけど。今日滑ってみて、最初のジャンプを跳んだ時は不安も大きかったですが、曲かけで曲の流れで跳んだ時に思い出したというか、良い感覚を見つけることができて。ルッツが右に曲がりがちだなって感じだったんですけど、最後のルッツトーを跳んだときにちゃんと出来たので、その感覚だけを信じてショートのルッツ―トーを頑張りたいです。初めてのGPファイナルなので、何もプレッシャーを感じず、のびのびと。1つ1つ初めての経験になるので、緊張も全部ひっくるめて楽しめればいいなと思います。

―トー系のジャンプはしっくりきていないのですか

ジャンプの浮きやすさがいつもと違う感覚なので、そこに違和感があるんですけど、全然修正できる程度なので。明日は今日よりももっと氷のコンディションも良くなると思うので、頑張りたいです。

―フリーの曲かけ練習では全てのジャンプを着氷させました。状態は良いですか

そうですね。フリーは今日、しっかりと全部のエレメンツをやっておいた方が安心なので、とりあえずやったんですけど。でも空気が結構乾燥していて、4分間が終わった後に呼吸が止まるくらいしんどかったです(苦笑い)。それでもジャンプを全部降りれたので安心というか、確認したいことは確認できました。

―今大会の目標はいかがですか

日本選手が多くて心強いので、その中で自分のやるべきことをしっかり出し切れればと思います。

―ファイナルの後には全日本選手権も控えていますが、ピーキングはどのように合わせていますか

去年と比べて、今年はGP2戦とも良かったというところで、すでにピーキングのリズムが変わり始めていて。去年は1カ月、感覚に耳を澄ませながらピーキングしていたんですけど、今年は自分の体を動かしながら、どんどん慣れさせていくことになるので、本番に集中するという感じでピーキングできればと思います。

―あまり疲れは気にせず、連戦へ挑めていますか

本文残り57% (1373文字/2405文字)

大学までラグビー部に所属。2013年10月に日刊スポーツ大阪本社へ入社。
プロ野球の阪神を2シーズン担当し、2015年11月から西日本の五輪競技やラグビーを担当。
2018年平昌冬季五輪(フィギュアスケートとショートトラック)、19年ラグビーW杯日本大会、21年東京五輪(マラソンなど札幌開催競技)を取材。
21年11月に東京本社へ異動し、フィギュアスケート、ラグビー、卓球、水泳などを担当。22年北京冬季五輪(フィギュアスケートやショートトラック)、23年ラグビーW杯フランス大会を取材。
身長は185センチ、体重は大学時代に届かなかった〝100キロの壁〟を突破。体形は激変したが、体脂肪率は計らないスタンス。