【松生理乃の言葉】「これがファイナルか」 納得感と、少しの後悔と/現地限定

【グルノーブル=松本航】グランプリ(GP)ファイナル初出場の松生理乃(20=中京大)は、62.63点で5位発進しました。3回転ルッツで転倒するなどミスはありましたが、最低ラインの目標とする60点台にのせました。前日12月4日の公式練習、5日のSP後の現地限定のやりとりを「松生理乃の言葉」としてお届けします。

フィギュア

<フィギュアスケート:GPファイナル>◇12月5日(日本時間6日)◇フランス・グルノーブル◇女子ショートプログラム(SP)

女子公式練習に臨む松生(以下、撮影はすべてパオロ ヌッチ)

女子公式練習に臨む松生(以下、撮影はすべてパオロ ヌッチ)

「理乃ちゃん!一緒に行ける」

前日練習を終えて

―初のファイナルになります

すごくほんとに周りレベルの高い選手ばっかりで、見ててすごい圧倒される選手ばかりだったので、ちょっと気が引けたんですけど。それでもすごく自分もしっかり調子を上げることができたと思うし、練習自体もすごく楽しんでやることができたと思うので、すごく良かったなって思います。

―ファイナル決まった時の気持ちはどんなものでしたか

あんまり行けるだろうっていうのを思ってなくて。全然行く気持ちが少なかったんですけど。練習してて、ちょうど終わった時間ぐらいに結果が出て。薫子ちゃんが携帯持ってこっち来て、「理乃ちゃん! 一緒に行ける」って言ってくれて、そこで知ったんですけど。全然イメージあんまりしてなかったので、そこから全然時間もないし、もうなんか体の準備も心の準備もすごいバタバタではあったんですけど、無事にここまで来ることができてすごい嬉しいです。

―後輩と一緒にいるのはどんな気持ちになりますか

薫子ちゃん、ほんとに最近すごい伸びてるなっていうのを練習一緒にしててもすごい感じてるので、そういう子と一緒に来ることができるのは、私自身もすごく刺激になりますし、頑張ってほしいなっていう気持ちもあるので。いつも「見本にしてる」って言ってくれるので、それにふさわしいような演技を私もしないといけないなって思って、頑張ろうって思います。

―一番フォーカスしてきたところはどこですか

どの試合でもスケーティングを褒めていただくことが多いので、そこが自分の今強みになってるのかなって思うので、そこをもっと伸ばせるようにっていうのは、もちろん練習してきたんですけど。グランプリ2戦ともショートでちょっとミスが出てしまってるので、それを今回はノーミスできるようにって思って、ショートもしっかり練習してきました。

―今日は5人と滑ってみて、特に印象に残った選手、内容などを教えてください

もちろんどの選手も調子も良さそうで「すごいな」って思って見てたんですけど。アンバー選手は一緒に滑るのが初めてだったので、特に結構見ちゃってて。練習の時もジャンプとかもすごくダイナミックだけど綺麗だし、力強さもすごくあって。自分とは結構タイプの違う選手なので、すごく圧倒されながら滑ってました。

―全日本の戦いは結構かなり激しい戦いになりそうですが、その意味において、ここの前哨戦のような思いもあるかと思います

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大学までラグビー部に所属。2013年10月に日刊スポーツ大阪本社へ入社。
プロ野球の阪神を2シーズン担当し、2015年11月から西日本の五輪競技やラグビーを担当。
2018年平昌冬季五輪(フィギュアスケートとショートトラック)、19年ラグビーW杯日本大会、21年東京五輪(マラソンなど札幌開催競技)を取材。
21年11月に東京本社へ異動し、フィギュアスケート、ラグビー、卓球、水泳などを担当。22年北京冬季五輪(フィギュアスケートやショートトラック)、23年ラグビーW杯フランス大会を取材。
身長は185センチ、体重は大学時代に届かなかった〝100キロの壁〟を突破。体形は激変したが、体脂肪率は計らないスタンス。