【吉田陽菜の言葉】旧友マリニンとの思い出「女子も時代が進んで欲しい」/現地限定

【グルノーブル=松本航、松本愛香通信員】ショートプログラム(SP)3位発進の吉田陽菜(はな、19=木下アカデミー)はフリー129・79点、合計194・02点で総合5位となりました。初出場で3位となった前回大会に続く表彰台入りは逃しましたが「最後まで集中してできた」とうなずいた。一夜明け会見では、ノービスからの仲という男子王者のイリア・マリニンとの思い出なども語りました。フリー後の取材から「吉田陽菜の言葉」として振り返ります。

フィギュア

<フィギュアスケート:GPファイナル>◇12月7日(日本時間8日)◇フランス・グルノーブル◇女子フリー

クリスマスをイメージしたグッズを着てポーズを取る吉田

クリスマスをイメージしたグッズを着てポーズを取る吉田


順位選手名SPフリー合計
1アンバー・グレン70.04142.03212.07
2千葉百音69.33139.52208.85
3坂本花織63.98137.15201.13
4樋口新葉61.61134.35195.96
5吉田陽菜64.23129.79194.02
6松生理乃62.63126.39189.02

「かおちゃーーーーん!」

フリーを終えて

―フリーの内容と結果はいかがでしたか

降りられたジャンプの中でも小さいミスだったり、大きなミスもあったりしたので、悔しい思いはあるんですけど、最後までしっかり集中してできたかなと思うので、それは良かったかなと思います。

女子フリーで演技する吉田陽菜(撮影・パオロ ヌッチ)

女子フリーで演技する吉田陽菜(撮影・パオロ ヌッチ)

―冒頭のトリプルアクセル(3回転半)は何とか降りました

感覚はそんなに悪くなかったです。昨日まではすごく良かったんですけど、今日はあまり良いジャンプが跳べていなかったので、何とか耐えたかなという感じです。

―1本目のアクセルの後は、どのようなに気持ちを持っていきましたか

転倒ではなかったので、このまま絶対に転倒はしないようにと思って、全部耐えるぞっていう気持ちでいって。ルッツトーの時も、どれだけルッツが詰まってもここはファイナルなのでしっかりトリプルトーをつけたいなと思って。しっかり思い切っていったんですけど、若干詰まって跳べなかったのでそこは悔しいです。

―ご自身の中では及第点の演技でしたか

もちろん、もっといい演技をしたいという気持ちはあるんですけど、しっかり…(ここでグリーンルームの坂本が「あー」と大声)かおちゃーーーーん!(報道陣も笑い)。なんか緊張感がある中で、しっかり集中してできたかなと思います。

―アクセルの出来は後ろのジャンプに影響するものですか

転倒したら、若干衝撃だったり、ダメージだったりはあるんですけど、今回は転倒しなかったので。たくさんアクセルの後の練習もしてきて、転倒もなかったので、そんなに影響はなかったと思います。

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大学までラグビー部に所属。2013年10月に日刊スポーツ大阪本社へ入社。
プロ野球の阪神を2シーズン担当し、2015年11月から西日本の五輪競技やラグビーを担当。
2018年平昌冬季五輪(フィギュアスケートとショートトラック)、19年ラグビーW杯日本大会、21年東京五輪(マラソンなど札幌開催競技)を取材。
21年11月に東京本社へ異動し、フィギュアスケート、ラグビー、卓球、水泳などを担当。22年北京冬季五輪(フィギュアスケートやショートトラック)、23年ラグビーW杯フランス大会を取材。
身長は185センチ、体重は大学時代に届かなかった〝100キロの壁〟を突破。体形は激変したが、体脂肪率は計らないスタンス。