【樋口新葉の言葉】全日本選手権へ“練習試合”に手応えあり 3A解禁は?/現地限定

【グルノーブル=松本航】7季ぶり2度目の出場となった樋口新葉(23=ノエビア)は4位で大会を終えました。ショートプログラム(SP)6位から1番滑走で臨んだフリーは134・35点、合計195・96点。中盤の3回転サルコーが2回転になるミスはありましたが、手応えを強調。最大目標の全日本選手権(大阪)への“練習試合”にしたいと見定めてきた舞台で、次戦へつながる糧を得ました。岡島功治コーチとの関係の変化も語った一夜明け取材も含め「樋口新葉の言葉」です。

フィギュア

<フィギュアスケート:GPファイナル>◇12月7日(日本時間8日)◇フランス・グルノーブル◇女子フリー

女子フリーで演技する樋口新葉(撮影・パオロ ヌッチ)

女子フリーで演技する樋口新葉(撮影・パオロ ヌッチ)

「練習通りです(笑顔)」

フリーを終えて

―演技を振り返っていかがですか

サルコーはダブルになっちゃったんですけど、それ以外はすごく落ち着いて滑れたと思います。回転不足もなかったんじゃないかなと思うので、そこは良かったなと思います。

―滑り終わった後は座ったままでした

はい。すごく疲れたなと思って。立ち上がれないなと思って、練習通りです(笑顔)。

―滑る前はどのようなことを考えていましたか

1番滑走だったので、6分間練習でも時間配分を考えながら滑っていって。とにかくフリーはすごく自信を持って滑れるプログラムなので、落ち着いてやれば大丈夫だなと考えながら滑っていました。

―力は完全に出し切れましたか

やっぱりここまで他のジャンプが良かったので、サルコーのところ悔しかったんですけど。でもショートも含めて全日本に向けて、すごくいい練習試合になったなと思うので、そういった意味ではすごく納得しています。

―サルコーはちょっと慎重にいき過ぎたんですか

いや、なんか右足で最初ターンに入る前に乗るんですけど、そこがちょっとガタついちゃったかなと思うので、そこで方向がちょっと定まらない感じになりました。

―あらためて、7年ぶりのファイナルはどうでしたか

いや、でも全然7年前とは違うモチベーションで試合にも入って、練習もしてきたので、あまり変に気負うことなく滑れたかなと思います。

「やっちゃわない」(笑顔)

一夜明けインタビューに応じて

―一夜明けてフリーを振り返って

スコア表見て、ちょっとアテンションとかはあったんですけど、それ以外は結構まとめられたかなと思うので。あとはスピンちょっと回ってる時に「やばい」って思ったら、やっぱりレベル落ちてたので、そういう本当に細かい部分のミスを気をつけたいなと思いました。

一夜明け取材の写真撮影でトナカイの耳をつけて笑顔の樋口

一夜明け取材の写真撮影でトナカイの耳をつけて笑顔の樋口

―会場はステップシークエンスから拍手がすごかったです。滑りながら感じたりはしましたか

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大学までラグビー部に所属。2013年10月に日刊スポーツ大阪本社へ入社。
プロ野球の阪神を2シーズン担当し、2015年11月から西日本の五輪競技やラグビーを担当。
2018年平昌冬季五輪(フィギュアスケートとショートトラック)、19年ラグビーW杯日本大会、21年東京五輪(マラソンなど札幌開催競技)を取材。
21年11月に東京本社へ異動し、フィギュアスケート、ラグビー、卓球、水泳などを担当。22年北京冬季五輪(フィギュアスケートやショートトラック)、23年ラグビーW杯フランス大会を取材。
身長は185センチ、体重は大学時代に届かなかった〝100キロの壁〟を突破。体形は激変したが、体脂肪率は計らないスタンス。