【和田薫子の言葉】「ディズニーが好き…オタクです」大躍進15歳の素顔/現地限定

【グルノーブル=松本航、松本愛香通信員】和田薫子(15=グランプリ東海クラブ)が初のジュニアGPファイナルで銀メダルを獲得しました。ショートプログラム(SP)、フリーともに2位の得点を記録し、合計点で191・75点としました。

今季ブレイク中の15歳は、あどけない語り口で報道陣の取材にも応じてくれました。公式練習、ショートプログラム(SP)、フリー、一夜明けでのやりとりを「和田薫子の言葉」としてお届けします。

フィギュア

<フィギュアスケート:GPファイナル>◇12月4~7日(日本時間8日)◇フランス・グルノーブル◇女子公式練習、ショートプログラム(SP)、フリー、一夜明け

ジュニア女子公式練習に臨む和田(撮影・パオロ ヌッチ)

ジュニア女子公式練習に臨む和田(撮影・パオロ ヌッチ)

スピンが好きで得意

公式練習を終えて

―会場で滑った感触はいかがですか

すごく上手な選手がたくさんいらっしゃるので、やっぱり不安もあるんですけど、自分らしく滑ったらいいかなって思っています。

―出発前に山田満知子先生からどのような声をかけられましたか

「薫子は薫子らしく滑ってくればいいよ」って言われました。

―ご自分の中で設定している点数はありますか

特に点数とか順位とかはあんまり気にしてないんですけど。ショート、フリーどちらも自分の納得のいく演技っていうものができたらいいなって思います。

ジュニア女子公式練習に臨む和田(撮影・パオロ ヌッチ)

ジュニア女子公式練習に臨む和田(撮影・パオロ ヌッチ)

―日本選手は3人います。意識はしますか

自分はあまり意識していないので。やっぱり2人にしっかりついていけるようにしたいなって思います。

―どのようなところを世界にアピールしたいですか

一番得意としているスピンはやっぱり注目して見てもらえたらいいなって思うのと、滑りとかはだいぶ自分の中でも良くなってきて、自信がついているところもあるので、そういうところも見てほしいです。

―スピンはいつ頃から得意なのですか

小さい頃からスピンが好きで、よく練習していたので。そういうところは注目してもらいたいなと思います。

―同門の先輩の松生理乃選手も一緒です

めちゃくちゃ心強いです(笑い)。

―コミュニケーションは取っていますか

何かファイナルのことに関してしゃべるってわけではないんですけど。やっぱりクラブの尊敬する先輩と一緒にここで滑れるのは、自分の中でも心強いですし、頑張れるような気がします。

―ご飯を一緒に食べたりしますか

あんまり食べないです。一緒には。

―部屋はどんな感じですか

1人部屋です。

―松生先輩の部屋に行ったりしますか

それはしないです(笑い)。

選手紹介の時に転倒

SPを終えて

―演技を振り返っていかがですか

不安でもあったルッツ―トーがしっかり決めることができたので、そこは良かったと思うんですけど、ステップ少しミスが出てしまったので、そこはまた改善点が見つかったかなって思います。

ジュニア女子SPで演技を披露する和田(撮影・パオロ ヌッチ)

ジュニア女子SPで演技を披露する和田(撮影・パオロ ヌッチ)

―キス・アンド・クライの表情はどういう思いからですか

ステップでやっぱりミスが出てしまったので、そこがちょっと不安だったんですけど。全日本ジュニアとかよりもいい点数をいただけたので、すごくびっくりした気持ちもあって、すごくうれしかったです。

―選手紹介の時にころんでいました。引っかかったんですか

あはは。はい(笑い)。

―それで緊張がほぐれましたか

いや、なんかすごく恥ずかしかったです(笑い)。

ジュニア女子SPで演技を披露する和田(撮影・パオロ ヌッチ)

ジュニア女子SPで演技を披露する和田(撮影・パオロ ヌッチ)

―ステップのミスは何が原因でしたか

ツイズルのところでしっかり回れなかったのと、それを引きずって足が持てなかったのでそこかなって思います。

―フリーに向けてはいかがですか

やっぱりショートはしっかり自分の中で気持ちよく終われたかなって思うので、フリーでもこのまま駆け抜けていきたいなっていうのとジャンプは確実に決めれたらいいなって思います。

ジュニア女子SPで演技を披露する和田(撮影・パオロ ヌッチ)

ジュニア女子SPで演技を披露する和田(撮影・パオロ ヌッチ)

―スピンは自分としてはいかがですか

スピンは割と得意分野なので、そこは自信を持ってできたかなって思います。

―コンビネーションジャンプを降りた後は笑顔が見えたように思います

やっぱり3―3を降りないとすごく点数に響いてくるので、3―3をしっかり決められたところは自分の中でも少しほっとしたところがありました。

ジュニアGPファイナルの女子SPで首位に立った島田麻央(中央)と2位の和田薫子(左)、3位の中井亜美(撮影・松本愛香)

ジュニアGPファイナルの女子SPで首位に立った島田麻央(中央)と2位の和田薫子(左)、3位の中井亜美(撮影・松本愛香)

「意外と海外の方が緊張しない」

フリーを終えて

―今はうれしさが大きいですか

はい。

―海外の試合は3回目ですか

3回目です。

Jr女子フリーで演技を披露する和田(撮影・パオロ ヌッチ)

Jr女子フリーで演技を披露する和田(撮影・パオロ ヌッチ)

―海外試合の緊張感はいかがでしたか

意外と海外の方が緊張しないかなって思います。

―3回ともメダリストですね

一応。

―海外の方が緊張しないのは、知っている人が少ないからですか

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大学までラグビー部に所属。2013年10月に日刊スポーツ大阪本社へ入社。
プロ野球の阪神を2シーズン担当し、2015年11月から西日本の五輪競技やラグビーを担当。
2018年平昌冬季五輪(フィギュアスケートとショートトラック)、19年ラグビーW杯日本大会、21年東京五輪(マラソンなど札幌開催競技)を取材。
21年11月に東京本社へ異動し、フィギュアスケート、ラグビー、卓球、水泳などを担当。22年北京冬季五輪(フィギュアスケートやショートトラック)、23年ラグビーW杯フランス大会を取材。
身長は185センチ、体重は大学時代に届かなかった〝100キロの壁〟を突破。体形は激変したが、体脂肪率は計らないスタンス。