【うたまさの言葉】緊張感よりも楽しむ― こだわり貫いたRD自己ベスト/現地限定

【北京=松本航】北京で開かれているミラノ・コルティナ冬季五輪最終予選で、アイスダンスの吉田唄菜(22)森田真沙也(21)組(木下アカデミー)がリズムダンス(RD)4位発進となりました。

今大会で争われる五輪出場枠は「4」。自己ベストの69・14点で、その圏内に入りました。

現地取材メディアに発したRD後の思い、前日18日の公式練習後の感情を「うたまさの言葉」として、お届けします。

フィギュア

<フィギュアスケート:ミラノ・コルティナ冬季五輪最終予選>◇19日◇北京・国家体育館◇アイスダンス・リズムダンス(RD)




ミラノ・コルティナ冬季五輪最終予選アイスダンスRD 演技前に健闘を誓い合う吉田唄菜(左)と森田真沙也(撮影・松本航)

ミラノ・コルティナ冬季五輪最終予選アイスダンスRD 演技前に健闘を誓い合う吉田唄菜(左)と森田真沙也(撮影・松本航)


19日のリズムダンス後



―率直なお気持ちを教えてください

吉田本当に大きなミスなく、滑り切れて、パーソナルベストも出しているので、とりあえずリズムダンスが終わって、ホッとしている感じです。

森田同じです。


―緊張感含めて、どのような気持ちでリンクに立ちましたか

森田練習通りにやっていることができたら、自分たちの望んでいる結果が手に入ると思って、今回の大会に臨んでいるので、そういうところを1つ1つちゃんと意識してやることを、心がけていました。


ミラノ・コルティナ冬季五輪最終予選アイスダンスRD 演技する吉田唄菜(左)と森田真沙也(撮影・松本航)

ミラノ・コルティナ冬季五輪最終予選アイスダンスRD 演技する吉田唄菜(左)と森田真沙也(撮影・松本航)


―レベルを含めて、木下グループ杯からの上積みを、どのように捉えましたか

吉田今見たところPStでレベル3が取れていたので、そこは大きな自信につながります。私のミッドラインステップがレベル1しか取れていなかったので、これからもっと磨いて、きちんとレベルが2~3取れるように頑張りたいと思います。

森田同じ感じです。


―点数に関しての受け止めを教えてください

森田木下杯から6~7点ぐらい上がっている感じなので、ちゃんと実力が発揮できたのもあるんですけど、目標にしている70点に届いていない。まだまだ伸びしろがあるという感想です。

吉田パーソナルベストが出せたことはうれしいですけど、目標にしている70点には届いていないので、残りの試合でどんどん点数が上がっていけるように頑張りたいと思います。


ミラノ・コルティナ冬季五輪最終予選アイスダンスRD 演技する吉田唄菜(左)と森田真沙也(撮影・松本航)

ミラノ・コルティナ冬季五輪最終予選アイスダンスRD 演技する吉田唄菜(左)と森田真沙也(撮影・松本航)


―実力が出し切れた要因を教えてください

吉田どのコーチの方からも「いつも通り、自信を持って」「できるよ」と言っていただいたので、自信を持って滑ることで、自分たちの実力を出し切れたと思います。

森田今回は特に前回より強く「2人で一緒に滑っている」という感じがあったので、そこが点数にもつながったと思います。


ミラノ・コルティナ冬季五輪最終予選アイスダンスRD 演技する吉田唄菜(左)と森田真沙也(撮影・松本航)

ミラノ・コルティナ冬季五輪最終予選アイスダンスRD 演技する吉田唄菜(左)と森田真沙也(撮影・松本航)


―プレッシャーをかけすぎず、一方で最後のチャンス。心のバランスはどういった状態でしたか

吉田本当にギリギリまで緊張はしていなくて、練習の時のランスルーの時のような緊張感で挑めました。そこまでプレッシャーや緊張感はなかったので、本当に楽しんでできたかなと思います。

森田緊張が少なかったのもありますし、練習から緊張感を持って練習できていたので、そういうところもつながったかなと思います。


―「楽しむ」という言葉が何度も出てきていますが、いつもの大会よりも楽しむ部分もありましたか


ミラノ・コルティナ冬季五輪最終予選アイスダンスRD 演技する吉田唄菜(左)と森田真沙也(撮影・松本航)

ミラノ・コルティナ冬季五輪最終予選アイスダンスRD 演技する吉田唄菜(左)と森田真沙也(撮影・松本航)

本文残り72% (3391文字/4684文字)

大学までラグビー部に所属。2013年10月に日刊スポーツ大阪本社へ入社。
プロ野球の阪神を2シーズン担当し、2015年11月から西日本の五輪競技やラグビーを担当。
2018年平昌冬季五輪(フィギュアスケートとショートトラック)、19年ラグビーW杯日本大会、21年東京五輪(マラソンなど札幌開催競技)を取材。
21年11月に東京本社へ異動し、フィギュアスケート、ラグビー、卓球、水泳などを担当。22年北京冬季五輪(フィギュアスケートやショートトラック)、23年ラグビーW杯フランス大会を取材。
身長は185センチ、体重は大学時代に届かなかった〝100キロの壁〟を突破。体形は激変したが、体脂肪率は計らないスタンス。