【りくりゅうの言葉】「あなた、そんなところで休んでないで」コーチの助言で修正

【アンジェ=松本航、松本愛香通信員】世界王者で愛称〝りくりゅう〟の三浦璃来(23)木原龍一(33)組(木下グループ)がGPシリーズ第1戦で優勝を飾り、ファイナルを含めたGP5勝目を挙げました。ショートプログラム(SP)首位から、フリーもトップの219.15点を記録し、2位と21.49点もの大差をつけて頂点に立ちました。ただ、2人のテーマは「自分に勝つ」こと。ライバルの動向に惑わされず、目の前の課題に向き合い続けます。現地取材メディア限定のやりとりを「りくりゅうの言葉」としてお届けします。

フィギュア

<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ第1戦フランス大会>◇10月18日(日本時間19日)◇アイスパーク◇ペアフリー

グランプリシリーズ第1戦フランス大会を制し、思いを語る三浦璃来(左)と木原龍一(撮影・松本愛香通信員)

グランプリシリーズ第1戦フランス大会を制し、思いを語る三浦璃来(左)と木原龍一(撮影・松本愛香通信員)

―点数は出ましたが、キスクラでは満足そうな表情ではありませんでした

木原リフトのマイナスがちょっと痛かったですね。リフトはミスを…。大きなミスじゃなかったんですけど、やっぱりそこからもうマイナス。イメージがやっぱ悪くなってしまうので、実質2つ抜けじゃないですけど、自分たちの中ではちょっともったいなかったなっていうのはありました。

―この「グラディエーター」のプログラム、とても気持ちよさそうに滑ってるように見えましたが、いかがですか

三浦そうですね。なんだろう。大きなミスなく、そのストップアンドゴーがなかったので、ほんとに最初から最後通して、あのー、滑り通すことができたかなっていう風に今回は思います。

―練習のアプローチで、前回の取材時も、ミスが出る方が逆に改善点が見えて本番に向けて調整できるようなお話だったと思うんですが、そこは昨年と変わりましたか

木原変わりましたね。やっぱり昨年は、その決まった自分たちのルーティーンがあって、それをこなしてるっていう感じだったんですけど。今年はそのミスが出たパートを重点的にやったり、ちょっと負荷をかけた状態でやったりしました。すみません、ちょっと咳が…。

―では、練習から完璧にとしていた昨年から、今回は練習ではミスを出して、それをポジティブに捉えていくという調整法だったんですか

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大学までラグビー部に所属。2013年10月に日刊スポーツ大阪本社へ入社。
プロ野球の阪神を2シーズン担当し、2015年11月から西日本の五輪競技やラグビーを担当。
2018年平昌冬季五輪(フィギュアスケートとショートトラック)、19年ラグビーW杯日本大会、21年東京五輪(マラソンなど札幌開催競技)を取材。
21年11月に東京本社へ異動し、フィギュアスケート、ラグビー、卓球、水泳などを担当。22年北京冬季五輪(フィギュアスケートやショートトラック)、23年ラグビーW杯フランス大会を取材。
身長は185センチ、体重は大学時代に届かなかった〝100キロの壁〟を突破。体形は激変したが、体脂肪率は計らないスタンス。