【りくりゅうの言葉】2人が何度も口にした「心の余裕] 昨季からの変化の裏にゲーム?

【アンジェ(フランス)=松本航、松本愛香通信員】ペアで金メダルに輝いた愛称「りくりゅう」こと三浦璃来(23)木原龍一(33)組(木下グループ)が、一夜明けて取材に応じ、昨季との変化を明かしました。今大会での演技内容には伸びしろを十分に感じた一方で、精神面での成長はかなり実感した様子。終始リラックスした表情で、これまでの歩みや今大会での舞台裏を明かしました。現地取材メディア限定のやりとりを「りくりゅうの言葉」としてお届けします。

フィギュア

<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ第1戦フランス大会>◇10月19日◇アイスパーク

ペアで優勝し表彰台に立つ三浦(右)、木原組(撮影・パオロ ヌッチ)

ペアで優勝し表彰台に立つ三浦(右)、木原組(撮影・パオロ ヌッチ)

―あまり時間は経ってないと思いますけど、一夜明けていかがですか

三浦そうですね。プロトコル、リザルトチェックしてみて、取りこぼしがほんとに多くて。その、リフトもマイナスがついてたので、普段取れてる点数が取れてなかったですし、3連続コンボも、もともと10点以上あるのが4点5点ぐらいしか取れてなかったので、まああのこの点数は妥当かなと思います。

木原でも、本当に珍しかったよね。

三浦そうそう。3連続もちょっと珍しいミスをして、リフトのミスもすごく珍しかったし、そのリフトをミスしたから、コレオもちょっと引かれてたんですよ。で、それがもう全体的にPCSも落ちていたので、ほんとに点数としては妥当で、全然伸びしろあるし、まだまだ出せるなっていう風には思いました。

―終わってから、ブルーノさんとかメーガンさんとか、チームでのミーティングはしましたか

木原プレカンの後に30分ぐらいここで話しました。

―今三浦選手がおっしゃったような話ですか

木原そうですね。ただ、その、ミスの内容より、その、やってきた、そのシーズン2試合でミスが出ていたところの修正をしっかり目標にやってきていたので、そこの部分をクリアできたってことは、アプローチできて楽しかったよねって。これも継続してやっていこうと。で、また前半の部分も間違ってないから、そのまま継続してやってこうっていうことになって。ただ、そのミスが出ていたリフトの部分はまだ力入れてなかったよねって話です。でも、ブルーノと元々話してたら、この試合が終わった後、今度そのスループが後のパートを力入れたいっていう話をしてたんで、じゃあ今度は次そこだねっていう話。

ポジティブな昨日も話し合いをしてて、リフトのミスもあったんですけど、そこを違うオプションもあるから、またちょっと試してみようかって話したりしてました。

―一夜明けた心境は昨季と違いますか

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大学までラグビー部に所属。2013年10月に日刊スポーツ大阪本社へ入社。
プロ野球の阪神を2シーズン担当し、2015年11月から西日本の五輪競技やラグビーを担当。
2018年平昌冬季五輪(フィギュアスケートとショートトラック)、19年ラグビーW杯日本大会、21年東京五輪(マラソンなど札幌開催競技)を取材。
21年11月に東京本社へ異動し、フィギュアスケート、ラグビー、卓球、水泳などを担当。22年北京冬季五輪(フィギュアスケートやショートトラック)、23年ラグビーW杯フランス大会を取材。
身長は185センチ、体重は大学時代に届かなかった〝100キロの壁〟を突破。体形は激変したが、体脂肪率は計らないスタンス。