あけましてラグビーW杯イヤー!超えろ8強、桜の戦士「3テーマ別」現在地

あけまして今年もW杯イヤー! ラグビーのワールドカップ(W杯)フランス大会が9月8日に開幕します。自国開催だった19年大会で初の8強入りをした日本代表は、前回以上の成績を目指して強化を続けています。20年はコロナ禍で1年間活動ができなかったが、過去2年で若手も台頭。約8カ月後の大舞台を狙う選手を「レジェンド」「実績組」「新戦力」の3テーマに分け、代表の現在地を特集します。

ラグビー

<フランス大会9月8日開幕>

■テーマ1:レジェンドたちの現在地■

22年6月25日ウルグアイ戦、試合後ファンにあいさつする堀江(左)とリーチ

22年6月25日ウルグアイ戦、試合後ファンにあいさつする堀江(左)とリーチ

主将外れてプレー専念リーチ

4大会連続目指す36歳堀江翔太

前回W杯で主将を務めたフランカーのリーチ・マイケル(34=BL東京)は、代表最多タイに並ぶW杯4大会連続出場が懸かる。昨秋の代表活動最後となった11月20日のフランス戦。敵地トゥールーズで、世界ランク2位の強豪に17-35で敗れた。取材エリアに現れたリーチは厳しい顔つきで、自らへの課題を並べた。

「この負けをどう受け止めるか。僕個人でも、当たって前に出られないし、タックルをしても返される。体が全然細いし、ダメだな。体を仕上げていきます」

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大学までラグビー部に所属。2013年10月に日刊スポーツ大阪本社へ入社。
プロ野球の阪神を2シーズン担当し、2015年11月から西日本の五輪競技やラグビーを担当。
2018年平昌冬季五輪(フィギュアスケートとショートトラック)、19年ラグビーW杯日本大会、21年東京五輪(マラソンなど札幌開催競技)を取材。
21年11月に東京本社へ異動し、フィギュアスケート、ラグビー、卓球などを担当。22年北京冬季五輪もフィギュアスケートやショートトラックを取材。
大学時代と変わらず身長は185センチ、体重は90キロ台後半を維持。体形は激変したが、体脂肪率は計らないスタンス。