山田英明(37=佐賀)が痛恨の1着失格を犯した。

ビッグレース決勝での1着失格は、05年4月ふるさとダービー武雄(G2)の小野俊之以来、15年ぶり9例目となった。


ビッグレース決勝での1着失格
ビッグレース決勝での1着失格

最終3角過ぎに新田祐大を押し上げ、後ろの吉沢純平を落車させた。レース後は「まだ気持ちの整理がつかない」と動揺を隠せなかったが「結果論だけど、前に踏めば良かったんだろうけど…。あれをやらないと、(新田に)100%いかれていた。吉沢君には申し訳ない」と謝罪した。


GP出場を争う賞金ランク上位では唯一、決勝に進んだが、賞金加算はおろか後味の悪い敗戦となった。