全国13場目のミッドナイト競輪が今日3日、栃木県・宇都宮競輪場でスタートします。

 関東では前橋、弥彦、西武園に続いて4場目の新設。500バンクでは高知に続いて2場目となります。63.3メートルの直線は高知(52.0メートル)より11メートル以上も長いため、4コーナーからは、がぜん白熱した攻防が展開されるでしょう。

 開幕シリーズはA級1・2班戦が行われ、日程は5日までの3日間。出場メンバーでは、前期S級・佐藤佑一(岩手)が一枚上の存在です。持ち前の機動力を駆使して、年明けの降級から3連続V。2回目の優勝は当地で挙げました。前回の名古屋こそ決勝4着に敗れましたが、きっちり立て直して主役の座は譲れません。地元期待の伊藤一貴(栃木)をはじめ、中井達郎(静岡)松尾大樹(長崎)ら追い込み勢が、決め足を生かして佐藤に迫るでしょう。

 ミッドナイト競輪に新たな歴史を刻む戦い。どうぞ、ご注目ください。

 ◆宇都宮競輪場・バンクガイド 【所在地】栃木県宇都宮市【1周】500メートル【見なし直線】63.3メートル【最大傾斜角度】25度47分44秒【特徴と傾向】09年の改修で直線が4メートル短くなった。傾斜が緩いため、まくりは利きづらい。好位や中団からの差しが優勢だが、先行選手の粘り込みも比較的に望める。

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