徹底先行の多田晃紀(25=岡山)が元気いっぱいに明かした。

「最近は800メートルもがきを取り入れてやっています」。単調な攻めが災いするのか、成績に波があるのが最大の悩み。だが近況は、4場所連続予選1着と自慢のパワー攻めに磨きがかかっている。「今は1日も早く上(S級)に上がって、師匠(柏野智典)と一緒に走ることを目標に頑張っています」。そんな強い思いが、コメントにも込められている。「小倉は昨年4月に決勝に乗って以来。調子はいいので、連続決勝進出を目指します」と気合を入れ直した。