オープニングレースは高市訓但(31=愛媛)が鮮やかにまくり、番手の清水邦章と四国ワンツーを決めた。

高市は「仕掛けたタイミングが良かった。ただ寒かったからか、足はあまり動いていない感じ。キンキンに冷えていました」と振り返った。

積極先行タイプの栗田万生と加藤健一がいて、前検日には高市と清水でどう戦うかを話す場面も見られたが結局、高市-清水の並びに落ち着いた。直前に降った雨でバンクは重く、気温が下がり、先行タイプに厳しい流れになったことも、高市にはプラスに働いた。

今年初戦1着で勢いに乗り、準決でも波乱を演出する。