林昌幸(19=愛媛)が準決7Rを逃げ切り、決勝一番乗りを決めた。

前受けした屋良朝春が番手の高津晃治に飛び付く形になり、後ろがごちゃついたが、慌てることなく押し切った。「後ろが屋良さんになったのは分かったし、あとはペースで駆けようと思った」。19歳とは思えない、落ち着いたレースぶりだった。

小倉は昨年11月、A級1、2班に特別昇班した初戦で登場し1、1着で勝ち上がって決勝3着。続く12月の開催では3着、1着で勝ち上がり昇班初Vを決めた。「何なら全部小倉でもいいですよ」と冗談ぽく笑うほど好相性のバンクだ。「初日よりも2日目の方が足は良かった。3連勝目指して」。決勝9Rで完全Vを狙う。