海野敦男(51=静岡)が、地元静岡では1、2班戦の20年6月以来となる決勝進出を決めた。準決3Rは桜井大地がたたかれながらも最終3角で外をさばく気迫の走りで3着を確保。レース直後こそ「こんな(走り)じゃあ、明日は欠場だ」と吐き捨てたが、「桜井が頑張ってくれた。俺も余裕がなかった。新人はみんな強いけど、一緒に走れるのはうれしいね」と笑顔を見せた。

決勝は「輪界のトムクルーズ」の異名があるルーキー斎藤雄行の3番手。地元の意地を見せたい。