高橋幸司(34=山形)が9月奈良以来のV取りへ意欲をうかがわせた。

準決3個レースが終わり、北日本勢が決勝へ4人進出と分かると、すぐに宮城コンビの上遠野拓馬と佐藤雅彦に歩み寄って、「番手を回りたい。頑張るから」と話した。

その申し出に佐藤も「宮城と山形は同支部。俺は3番手」と即答した。一方で上遠野は「ラインから優勝を出したい」と意欲満々。高橋は先述の奈良決勝でも、マーク戦から最後は自力発進して優勝している。決勝7Rもその再現といくか注目したい。