倉野隆太郎(38=三重)は前走の向日町で、18年7月の小倉以来となる4年8カ月ぶりの優勝を完全制覇で飾った。

逃げた張野幸聖の番手から差したが「同県の伊藤世哉さんに張野君の番手を回してもらって、その張野君が逃げてくれるとは…。まさに奇跡の優勝でしたよ」と振り返る。「向日町へ行く前に松阪バンクで、めっちゃ強い新人の真鍋(顕汰)君と何度ももがいて離れてばかりだったけど、その練習の効果が出たかも」と笑った。

初日は予選5Rに出走する。何度も連係している下岡優季に任せて、連勝を伸ばすか注目だ。