有賀高士(54=石川)がしぶとく2場所連続の準決進出を決めた。A級予選7Rで、ホームからまくった内藤久文の3番手をピタリ追走して3着。「(番手の)西(徹)君を抜ければ良かったけどね」と笑顔で振り返った。

前検日は腰にやや不安を抱えたままでの競輪場入りだったが「(腰痛対策の)ベルトをいつもより強く締めたらいい感じでした」と問題はなさそう。今開催後の18日に55歳の誕生日を迎える大ベテラン。単騎で戦う準決8Rも展開がもつれれば、狭いところを突っ込んできそうなムードだ。