競走得点は72点台だが、チャレンジの世界で全国区の知名度を持っているのが予選1Rを走る野見泰要(42=岡山)。なんと野見は直近4カ月の最終バック先頭回数を「40」とした。はっきりした数字はわからないが、自身も「おそらく新記録だと思いますよ」と振り返った。

普通に走っているだけでは、この数字は残せない。補充として可能な限り、全国で走った結果なのだ。

最近は東日本の選手の間でも「まさか、補充に野見がこないでしょうね。この間は小田原まで来てたからね」と、果敢な逃げは恐れられている。

「そうですね。東の方々にも嫌われるようになってきましたね。まあ40という数字に恥じないレースをしたいと思います」。初日も2車の援護で、確実に先行することだろう。