7月奈良の予選を走った後に、腰痛で1カ月以上休んでいた稲村好将(51=群馬)が底力を見せた。予選2Rで川越宏臣の打鐘カマシに余裕で付いていき、直線も余裕で抜け出した。

「これほどの腰痛は今までなかった。でも、奈良で走ってから休んで良かったね。無理して走ってたら、大変なことになっていたかもしれない」

休養中は引退した兄で01年ダービー王の成浩氏にも、アドバイスをもらったという。

「『おまえは今でもS級トップクラスがやるような練習をしているけど、ああいうのは今はいらないぞ。無理はするな』と言われました。確かにそうですね」

腰痛を克服した今、復帰戦の感じなら、まだまだA級トップクラスで戦える器だ。