決勝は129期ルーキー4人によるV争いで激戦だ。勝てば3場所連続完全VでA級2班特昇になる田中衛太が主役だが、渡辺諒馬(24=愛媛)も手堅い走りで連勝と勢いづいている。決勝へ「(田中の)特昇を止めるとかどうのでなく、勝ちたい」と心境を明かした。予選も準決も軽快に仕掛けて勝利。特に準決は、同期の田崎隼翔が先頭に立って流した隙を逃さずに仕掛けた。

3着惜敗の田崎は「レース後の話で、渡辺君は『走りを研究してきた』と。こちらのクセや出方を読まれていたんです。参りました」と振り返った。戦う以前の意識の差を痛感させられた。ルーキーらしからぬ、何事にも抜かりのない渡辺。特昇が懸かる田中や、再戦する田崎には厄介な存在になる。