身長192センチ。千葉の巨人、加賀山淳(32)が体格通り、豪快な走りで逃げ切った。

 2予9R、赤板から押さえて打鐘先行。4番手に入った荒井崇博、7番手の稲毛健太を問題にせず、マークの高木隆弘にも抜かせず、堂々と押し切った。

 「番組の構成上、ああする(押さえ先行)しかなかった。チャレンジャーの立場だったことが良かった」と謙虚に振り返ったが、1周半の先行は中身が濃かった。「進撃の巨人」が準決でもファンを沸かせる。