◆12R:ダイヤモンドレース 脇本雄太が初日に落車して欠場したので、新田祐大に流れが向いてきたように思える。レース内容は2走とも非の打ちどころがない。

このレースは新山響平がいるので有利に進められる。しかし、郡司浩平、和田健太郎の前には、松井宏佑がいる。新山も簡単に主導権は取れなくなった。先行争いは必至だ。

新山と松井。先行力で比較すると、新山の方が一枚上だが、松井も必死になって主導権を取りにいく。そこで展開が向くのが、今日21日に30歳の誕生日を迎える松浦悠士だ。

ダイヤモンドレースでヤマコウが本命に推す松浦悠士
ダイヤモンドレースでヤマコウが本命に推す松浦悠士

1予1、1予2とも後方に置かれていることは気になる。特に1予1。高橋晋也が動く前にアクションを起こすことなく、すんなり主導権を許した。それほど自力に自信があるのかもしれないが、レベルが上がると後方に置かれる危険性もある。

それでも、ダイヤモンドレースは北日本と南関とのもがき合いが期待できるので、前受けからレースを進めるだろう。2走ともタテ足はしっかりしていた。新山と松井の先行争いを見極め、郡司や新田が仕掛ける前に仕留めて1着を取るとみた。(日刊スポーツ評論家・山口幸二)

◆ヤマコウの予想印 ◎松浦悠士 ○新田祐大 ▲郡司浩平 ☆和田健太郎 △柏野智典