地元の埼京勢から優勝を! 山崎輝夫(26=埼玉)が決勝10Rで豪快にスパートし、別線を完封する。

 勢いは本物だ。準決10Rは井上公利にまくられたが、2着に逃げ粘った。「冷静に走れている」と自信も増すばかり。2場所前の5月千葉決勝は、逃げた馬場和広の番手をキープして完全Vを果たした。今回の決勝は「自力勝負したい」として、野中祐志との並びはすぐに決まった。今期4度優勝の井上を相手にするからには「後手に回れない」と覚悟も相当。山崎が先制すれば、野中は番手まくりか。埼京トリオが井上を苦しめる。