レインボーカップチャレンジファイナルは逃げる林大悟ラインの3番手をキープした末木浩二(25=山梨)が3角まくりを放って、うれしい2班特昇を決めた。

 11年から3年連続で全日本学生選手権(インカレ)1キロタイムトライアル、ケイリン、チームスプリント3冠を達成した逸材もチャレンジ生活をフルに1年間経験した。本人も想定外のできごとだったはず。

 「6連勝して3場所連続完全Vに何回か挑戦したこともあるんですけど、だめでした」。

 しかし、最後の最後で特昇をつかんでホッとした表情で話した。来期初戦は準地元の弥彦F2。

 「期待と不安と半々ですけど、先行でS級に上がるまで頑張りたい」と抱負を語った。