12Rで優勝戦が行われ、現役ボートレーサーの大山博美(51=福岡)を母に持つ、大山千広(21=福岡)が4コースから差し抜け、デビュー初優勝を地元福岡で飾った。レースはインの山川美由紀に対して2コースの岩崎芳美がまくって出て、3コースの小野生奈も握った。ぽっかりと空いた差し場を突き、大山が抜け出した。2着には岩崎、3着には山川が続いた。

 レース後、大山千は「びっくりです。エンジンはすごく良かったし、1Mはしっかり差そうとだけ思いました」と笑顔。母は津で出走中。「この喜びを伝えたいです。A級に上がれるようにしっかり頑張りたい」と話した。大山千は15年5月に116期生として福岡でデビュー。約2年4カ月での初優勝となった。