A級準決5Rで中川博文(49=福井)がまくり気味に追い込んで12年12月高知以来、連勝で決勝切符をつかんだ。

 中川は「たまたま展開が良かっただけ」と謙遜するが、連日の伸び足には裏付けがあった。「息子(勝貴)としている練習はメニューも自分で決めて、同じことをやっている」。量も質も昔よりはるかに多いという。完全Vが懸かる決勝は「展開にもよるけど、穴で少しばかり…」とまんざらでもなさそうだった。