SG5冠のベテラン・岡部聡(52=山陽)が2次予選2Rで気を吐いた。初日の35から30へと大幅に試走タイムを短縮。

 8枠から好スタートを切って展開を作り、機力を生かして最終1角で先に抜け出した黒岩明を軽快にさばき切った。「フロントタイヤを換えてドドド(不整振動)を解消した。エンジンは照った時よりも曇っている方がいい」。準々決勝9Rは05年の大会覇者がテクニックの神髄を見せつける。