いぶし銀の運びで久々優出を決めた。地元ベテランの増田弘喜が勝負の中外枠を3着2本にまとめ、05年3月桐生以来のファイナル入り。「3着を取らなきゃいけないし、ぶつけちゃ不良航法だし、良かった。前回優出? 覚えてないなあ」と笑った。

 求める回り足はOKで、「乗りやすさもあります」と隙を突く出来はある。「3コースは好き。3着くらいは取りたいな」。無欲を保つが、94年4月三国以来のVが懸かる。