123期生で最初のS級特昇を決めた梶原海斗(24=福岡)の特昇報告会が6R発売中に、場内の特別ステージで行われた。

23日に行われた別府F2決勝で特昇を決めた話題になると「A級1、2班戦では1回しか負けていなかったし、先行で決めようと思っていた」と有言実行の決着を振り返った。

今後の目標については「地元の久留米をもっと盛り上げていけるようにしっかりと練習したい。当面、6月の久留米G3の出場が決まっているので、(1予から)1着を目指したい」と言い、ファンから声援を浴びると「情けないレースをしたら罵声を浴びせてもらっていいです」と叱咤(しった)も歓迎すると宣言した。

一緒に登壇した中野浩一氏(日刊スポーツ評論家)は「高校時代から才能があって、パリ五輪の候補になっていてもおかしくない逸材だ。今は力を戻してきたので、これからが勝負と思って頑張ってほしい」と激励した。