日刊スポーツ新聞社制定「第30回オートレース年間三賞」の表彰式が27日、東京都内のホテルで行われ、敢闘賞は荒尾聡(36=飯塚)が受賞した。

 荒尾聡が02、04年に続き3回目の「敢闘賞」を受賞した。07年に「技能賞」を受賞し日刊三賞は4回目。

 昨年は大みそかの「スーパースター王座決定戦」で、07年オールスター以来、2回目のSG制覇を果たした。ぶち走路で「試走から1~2コーナーが異常に滑っていたのは分かっていたので、そこを気をつけながら走った」。冷静な判断が青山周平、鈴木圭一郎との名勝負を生んだ。

 山陽オート出走中のためビデオレターでの出演となり、「光栄な賞をいただきありがとうございます。出席できず申し訳ありません。今年も一生懸命頑張っていきたいと思いますので、どうぞ応援よろしくお願いいたします」とメッセージを残し、会場から盛大な拍手を受けていた。