小埜正義(37=千葉)は3場所前の奈良F1決勝で落車(再乗6着)し、肋骨(ろっこつ)4本、左血気胸の重傷を負った。復帰戦に選んだ名古屋G3ブロックセブンの前検日には「ずっと休んでいて、体重も12キロ減った。思うような練習もできていません」と悲観的なコメントだった。

 ところが、いざレースになれば、八谷誠賢の先行をひとまくりして1着ゴール。小埜は「お客さんにめちゃくちゃ怒られました。『この、うそつき!』とか、やじも多かった。1着取ってこんなに悪く言われたことはない」と苦笑いしていた。

 その後、小倉F1を挟んで今回は「もう、ずいぶんよくなりました。でも、走ってみないと分かりませんけどね」とニヤニヤ。特選は佐々木豪との2分戦。そのコメントが「三味線」なのかどうかは、レース後に判明する。