9日に引退を発表した鈴木誠(53=千葉)が15日、G2サマーナイトフェスティバル開催中の地元松戸競輪場で引退セレモニーを行った。

 「デビュー以来33年間、日本一の景色も見られ、こんなに恵まれた選手生活はありませんでした」と涙を見せた。千葉の先輩、後輩として数々のタイトルを争った滝沢正光・日本競輪学校校長と弟弟子の武井大介から花束を贈られ、ファンの温かい拍手につつまれ、深々と頭を下げてバンクを後にした。