デビュー優出の四宮与寛(28=徳島)が、ヒヤヒヤの展開をしのいで、デビュー初優出初優勝を飾った。

スタートも1周1Mのターンも完璧。後続を突き放す展開に持ち込んだが、同2M以降に流れが暗転した。

「2Mで舟が暴れて一気に慌てました。最後まで気が抜けなかった」。

最終周回まで地元の佐藤翼の猛追を受けたが、辛うじて押し切った。

「すごくうれしい。自分が失敗してもしっかり押してくれた」と、37号機に感謝した。

レース後は先輩や仲間に担がれ、水面へダイブ。水神祭の祝福を受けた。