「1号艇は3回目。ほどよい緊張感でいける」。武重雄介はそう言い放った。03年11月にデビューして約15年、優出は通算26回目になる。

のどから手が出るほど欲しい優勝だが、10号機への信頼感もあり、思いのほかリラックスしている。「平和島は相性いいです。前回の6月も最後は選抜戦で1着。大賀(広幸)さんが見ていると思う。終わっていい報告をしたい」。今節を直前欠場した山口の先輩へ、初Vを届ける。