まさに伏兵、41歳のベテラン岩津徹郎が、初日連勝発進であっと言わせた。「4年に1回のことでしょう。上出来です」とは本人の弁。前半3Rは2節連続優勝中の10号機イン沖悟を差し切り、9Rでは大外から鮮やかにまくり差した。

前検は回転の上がり過ぎを気にしていたが、しっかりペラを合わせてきた。「舟の向きが良く(差して)抜けてくる足が良かった」と噴き出る汗にも気持ち良さそうだった。