岐阜県出身の石井貴子(29=千葉)が準地元で3割増しの力を見せる。

「大垣市には親戚がいて、小さい頃からよくきていた」。大垣競輪に参戦すると、市内のお店でみそ煮込みうどんをほおばり、夏なら銘菓の水まんじゅうをお土産に持って帰るのがルーティン。しかし、もちろん、決戦を前にノスタルジックな思いはひとまず封印する。「いつも春は成績がいいし、5月のコレクションに出られない分も頑張りたい」。これまでガールズケイリンコレクションは17年3月高松、18年平塚を制すなど勝負強さを発揮してきた。通算4度目の制覇へ気持ちは高ぶっている。