4Rの栗田万生(25=石川)のバック数は驚異の27本。それでいながら、「自分のミスで取り損なったレースもいくつかあります」と、まだまだ少ないと言わんばかりだ。

逃げ潰れても、まくられても先行にこだわっているうちに、足も付いてきた。競走得点も88点まで上げた。「師匠(坂上樹大)にはデビュー3年は先行しろと言われてます。最近、快感になってきた」と笑う。栗田に先行勝負を挑むのは共倒れ覚悟だ。「最近、主導権争いになることが少なくなった。ちょっと物足りないですね」。3分戦の4Rもすんなり主導権を握れそうだ。