辻栄蔵(44=広島)が地元周年初優勝を飾った。

G1優勝は18年9月桐生周年以来、通算9回目。スリットは入魂のコンマ03。これでほぼ勝負は決まった。先マイを放つと、峰竜太のまくりも寄せ付けず、悠々と逃げ切った。「スタートは00を狙っていましたよ。とにかくホッとしてます」と笑顔を浮かべた。

次の目標は「まずはSG戦線に戻ること。そして、年末のグランプリに出場すること」と淡々と答えた。