谷口遼平(25=三重)が大本命のドミトリエフ相手に、連日見せ場をつくって決勝に勝ち上がった。

予選はたたいてきたドミトリエフの番手に飛びつき2着、準決は先にまくって2着に粘った。準決の後は「展開も向いたけど、まくれているので悪くない」と童顔をほころばせた。

決勝は中部1人で単騎の戦いになったが「前前に踏んで、どこかで仕掛けたい。(来期A級降格で)S級最後のレースになるので頑張りたい」と2場所前の岸和田に続く、今年2回目の優勝を狙っていた。