絶賛のキレ味だった。地元の桑原悠(32=長崎)が、2日目10Rを4コースまくり差しで突き抜け、3連単4万円超えのビック配当を出した。「自分じゃないみたい。でも、いいターンができました。謙遜はしません」と笑い、普段は謙虚な男が、珍しく自画自賛した。この絶品ターンに、2着の毒島誠からも称賛の声が上がった。3日目は1Rの6枠。「自分のスタイルなので」と伸び型の反応を模索して再び存在感を見せる。