NO・1勝負服の鈴木圭一郎(24=浜松)が、スピードの違いを見せつけてG1連続Vを飾った。

S1が実力を発揮して上がり3秒354の超抜タイムで後続をぶっちぎった。トップスタートを切って1周1角を先頭で進入し、周回を重ねるごとに後続を突き放すワンサイドゲームだった。

「お父さん的ないい先輩の栗原(勝測)さんから譲り受けた(さびた)化石クランクはすごい。一番いい時の感じのエンジンになった」。今節はクランク交換を行ってマシンを仕上げてきた。クラッチを扱い、前節は続けて空回りしたスタートを改善した。エンジンは機力アップが歴然だ。スタートの不安も解消して、鈴木がさらに進化した。